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敷金とは?

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清水 立樹

筆者 清水 立樹

不動産キャリア16年

営業の清水です。
心をこめてお客様の納得するお部屋をお探しいたします!
ご契約に関する不明点や、ご入居中のご相談など、何でもお問合わせ下さい。
是非お気軽にご来店下さい。

敷金とは?仕組み・相場・と退去時の返金ルール

1. 敷金とは?その役割と定義
敷金(しききん)とは、賃貸契約を結ぶ際に、家賃の滞納や部屋の損傷といったリスクに備えて、あらかじめ大家さんに預けておく「担保(保証金)」のようなお金です。毎月支払う家賃とは異なり、入居時に一括して支払います 。
民法(第622条の2)でも法的に定義されており、名目が「保証金」などであっても、目的が同じであれば法律上は敷金として扱われます。
敷金が使われる具体的なケース
  • うっかり家賃を滞納してしまったときの補填
  • 入居者の過失で部屋を汚したり傷つけたりしたときの修繕費用(原状回復費用)

2. 敷金の相場はどれくらい?
敷金の一般的な相場は、家賃の1〜2ヶ月分です 。
ただし、以下のケースでは相場が高くなる傾向があります。
  • ペット可の物件:壁の引っかき傷や臭いの消臭対応が必要になるため、家賃の2〜3ヶ月分に設定されることがあります。
  • ファミリー向けの物件:部屋数が多く、摩耗する箇所が増えるため高めになることがあります。

3. 退去時に敷金はいくら返ってくる?返金ルールとトラブル対策
敷金は「預けているお金」なので、退去時には「敷金 − 未払い家賃 − 借主が負担する修繕費」の残額が手元に戻ってきます
ここで重要になるのが「原状回復(げんじょうかいふく)」の負担割合です。2020年の民法改正や国土交通省のガイドラインにより、負担のルールが明確化されています 。
  • 大家さん負担(敷金から引かれない):経年劣化や通常の使用による損耗(例:家具の設置跡、日焼けによる壁紙の変色)。
  • 入居者負担(敷金から引かれる):故意・過失、または通常を超える使用による損傷(例:タバコのヤニ汚れや臭い、引っ越し時に付けた壁の傷、結露を放置したカビ)。
トラブルを防ぐためのポイント
退去時の「引かれすぎ」トラブルを防ぐために、入居直後に部屋全体の写真を撮っておくことをおすすめします。最初からあった傷や汚れの証拠を残しておくことで、退去時に不当な修繕費を請求されるリスクを減らすことができます。

4. 最近増えている「敷金・礼金ゼロ物件」の注意点
初期費用を大幅に抑えられる「敷金・礼金なし(ゼロゼロ物件)」の人気が高まっています。一見お得ですが、以下の点に注意が必要です。
  • 退去時の費用が実費精算になる:敷金を預けていないため、退去時のクリーニング代や修繕費をその場で現金(または振込)で支払う必要があります(費用の先送り)。
  • 特約や違約金の設定:短期で解約した場合の違約金や、独自のクリーニング費用が契約書に明記されているケースが多いです。
契約前に必ず「退去時にかかる確定の費用」を不動産会社に確認しましょう。


まとめ
敷金は、「もしもの時のために大家さんに預けておくお金」であり、部屋をきれいに使っていれば退去時に戻ってくる性質のものです。ただし償却(敷引)がついていると返金はありませんので詳細を確認しましょう。
しっかり仕組みを理解して、納得のいく物件選びを進めてくださいね。

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